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竜巻はなぜ発生するのか?

毎年、数回は日本のどこかで発生して恐怖を与えている竜巻ですが

どうして「竜巻」は発生するのでしょうか?その仕組み(メカニズム)

をまとめてみました。

以前、なぜ雷は発生するのか?というコラムで、積乱雲は、

1、このような雲は風が山にぶつかって上昇気流が発生してできる

2、夏の地上や海で熱気が上昇してできる(温泉で湯気が昇るイメージです。)

という話しをしましたが、竜巻は積乱雲(雷雲)の下で発生します。



積乱雲の下ではこのように地上からの上昇気流で雲を発達させている地域と、

積乱雲の発達により雨が降っている(下降気流発生)地域があります。

この上昇気流と下降気流がぶつかる事で渦ができます。

北半球では反時計回り・南半球では時計周りです。(コリオリの力)

竜巻が反時計回りの理由

これは、北半球から見れば地球が反時計回りに自転しているからです。

(コリオリの力を実感してみよう・・・立ち上がって重いおもりを持って手を前に伸ばして

左(反時計回り)にぐるぐると回りながら重りを引っ込めると左に重りの力がかかります。

これがコリオリの力です。)

この渦に上昇気流がぶつかると竜巻が発生します。

これが竜巻発生のメカニズム(仕組み)です。

また、私達がテレビで見る竜巻や台風は必ず反時計周りです。
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