私達が暮らしている地球は四季があり、
夏は暑く、冬は寒くなりますが、なぜ暑くなったり、
寒くなったりするのでしょうか?
これは、地球が23.4℃傾いた状態で
太陽の周りを1年に1周(公転)しているからです。

上の図を見ればわかると思いますが、
地球は地軸を23.4℃傾けたまま公転しているので、
夏は太陽から近いので暑いですが、
冬は太陽から遠いので寒いです。
正確には、最も接近したとき(近日点通過)と
太陽から最も遠ざかったとき(遠日点通過)で、
太陽約3個分距離が違います。
(上の図はわかりやすくする為、太陽・地球を大きくしているので誤りです。)
また、冬は夏に比べて日照時間が短いので寒くなります。
さらに、冬は太陽が低いため、日光の当たる面積も小さくなって
しまい、地表が暖まらない為、寒くなります。
他にも、地軸が23.4度傾いている為、日本では
夏に日が長く・高く、冬に日が短く・低いなり、
北極圏では、夏至に太陽が沈まず(白夜)、冬至に日が昇らない
といった現象が起きます。
|