このカメラは1000万画素のカメラです。
このパソコンの解像度は1280×800です。
というような言葉をよく耳にする事がありますが、
この画素数・解像度ってどんな意味でしょうか?
ウィキペディアで調べてみると、
画素・・・コンピュータで画像を扱うときの、
色情報(色調や階調)を持つ最小単位。
解像度・・・ビットマップ画像における画素の密度
ビットマップ画像(bmp)・・・画像を格子状(四角)の多くの点に
分割して表現した物。
との説明がありますが、いまいち良くわかりませんね。
では早速わかりやすくまとめてみましょう。
まずは下図(カメラ・目の仕組み)を見て下さい。

カメラの場合は、写真を撮る時に1000万個の光の波長を読み取る
機械で色を読み取っています。そして、フィルムを現像すると、
1000万個の格子状(四角)の多くの点(ビットマップ画像:bmp)で構成
された写真ができあがります。(光の波長についてはこちらをご覧下さい)
1000万個のビットマップで写真が構成されている為、
1000万画素という事になります。
目の場合は、650万個の錐体細胞にて色を読み取っているので
人の目の画素数は650万画素と言われています。しかし、
人の目は、1億2千万個ある桿体細胞(かんたいさいぼう)にて
物の奥行き(明暗)や輪郭を認識している為、人の目の方が
カメラより圧倒的に優れていると言われています。
次は解像度について見てみましょう。

解像度1280×800という表現は、
点(bmp)が横に1280個、縦に800個並んだ画像という意味です。
つまり、上記の2つのディスプレイは両方とも1024千画素という
事になります。ですが、15インチのパソコン画面の方が
画面が小さい分、点(bmp)が細かくなる為、映像が鮮明になります。
この事から、点(ビットマップ画像・bmp)は、大きさが一定でない事や
画素数が同じなら画面(写真)が小さい方が写りがキレイな事がわかります。 |