以前、「周波数とは何か(光は何でできている?)」というコラムで
光や音は空間の波で出来ているという話しをしましたが、
音波と電波では何が違うのでしょうか? 早速調べてみました。
音(音波)は何でできている?(電波との違い)
光が空間の波(電波)で出来ているのに対して、
音は空間の波+振動によって成り立っています。つまり、
電波=空間の波(周波数・Hz)
音波=空間の波(周波数・Hz)+空間の振動(圧力・音圧)
という事になります。空間に振動が発生すると、
周りとの圧力の差が生じ音が発生します。
ちなみに、人の可聴域(限界値)は、12Hz-23kHz、1-100デシベル
となっています。
音速・音圧について
音速・・・音は空気中を秒速344mで進みます。(光は秒速30万キロ進みます。)
音圧・・・人間は幅広い音の振動を感知できる為、音圧はデシベルでも表現されます。
音源 |
音圧 |
音圧レベル |
|
pascal |
デシベル(dB) |
鼓膜が破れる |
? |
180 |
短時間での聴覚障害 |
20 |
120 |
ジェット機(距離100m) |
6-200 |
110-140 |
ディスコ・クラブ |
2 |
100 |
主要道路(距離10m) |
0.2-0.6 |
80-90 |
一般的なテレビ |
0.02 |
平均60 |
通常の会話(距離1m) |
0.002-0.02 |
40-60 |
非常に静かな部屋 |
0.0002 |
20-30 |
穏やかな風に揺れる木の葉 |
0.00006 |
10 |
※聴覚障害になると、デシベル数の低い音が聞こえなくなったり、
周波数(Hz)の高い音や低い音が聞こえなくなったりします。
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