夏に急に大きな黒い雲がかかって短時間に大雨を
降らせるゲリラ豪雨ですが、なぜ夏に急な大雨が降ったり
するのでしょうか?ゲリラ豪雨発生のメカニズム(仕組み)をまとめてみました。
※ゲリラ豪雨・・・突発的で局地的な豪雨を指します。
特徴:10km四方程度のきわめて狭い範囲に1時間あたり100mmを超えるような
猛烈な雨が降りますが、雨は1時間程度しか続かないのが特徴です。

夏のコンクリートはものすごく熱いですが、
この熱気が高層ビルが立ち並ぶ大都市で発生する上昇気流(地方風)
に乗って高度を上げると冷やされて雲になります。
この雲が大雨・雷をもたらせます。これがゲリラ豪雨の発生メカニズムです。
これを見れば、ゲリラ豪雨が夏にしか発生しない理由がわかると思います。
※ヒートアイランド現象:都市部の気温がその周辺の
郊外部に比べて異常な高温を示す現象を言います。
※もしよければ「雷の発生原因について」のコラムも一緒に読んでみて下さい。
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