冬の時期になるとよく発生する静電気ですが、
なぜ、何もない所で電気が発生したりするのでしょうか?
早速その疑問をまとめてみました。

このように人の皮膚と衣服等の摩擦が起きると
電子が移ります。これを摩擦帯電といいます。
そうすると上の表のように人の皮膚は正に帯電し、
衣服等は負に帯電した状態になります。
「正に帯電=電圧(電位)が低い、負に帯電=電圧(電位)が高い」となっています。
この正に帯電した皮膚で負に帯電した物に触ると電子は
負に帯電した物⇒皮膚に電子が移ります。
これが静電気の正体です。
ちなみに静電気は夏でも発生していますが、
湿気が多いため空気中に放電して感じないだけです。
(湿気が多い方がよく電気を通します。)
冬は乾燥しているので、空気中に放電されず、人体に電気が流れます。 |