私達は昼間に空を見上げると、空は青く見え、
朝、夕は太陽の光によって空は赤く見えますがあれはなぜでしょうか?


私達が見ている光(放射エネルギー(電磁波))は色によって波長が違います。
※Aとはオングストームという単位の名称です。
色 |
赤 |
橙 |
黄色 |
緑 |
青 |
紫 |
波長の長さ |
6400〜7700A |
5900〜6400A |
5500〜5900A |
4900〜5500A |
4300〜4900A |
3800〜4300A |
長い⇒短い |
空気(大気)は主に窒素・酸素分子であり、これに光があたると、
いろいろな方向に光が放射されます。これを「散乱」といいます。
波長が短い程、散乱しやすいので、昼間は青色の
光が多く人の目に飛び込んで来る為、空は青く見えます。
※紫色の光も多く散乱されますが、ヒトの目は紫を感じにくいので、
青色が強調されて感じられます。
朝日・夕陽が赤い理由は、上の図を見てわかるように、太陽の光は
大気を通らなければいけない距離が長くなります。すると波長の短い青色は
散乱してしまい、人間の目に青色の光が飛び込んで来ることはありません。
その為、朝日・夕陽の色は赤色に見えます。
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